雷まだかな~
梅雨明けが近くなると、
大雨が降り、雷が鳴ることがよくあるのをご存知かもしれません。
なので、長い梅雨の時期、じめじめムシムシの中過ごし続けると、雨も雷も好きではないのに
「大雨、雷、まだかな~」
と、夏のボーナスさながらに心ときめかせながら
雷雨を待ちわびることでしょう!
しかし、なぜ梅雨明け近くなると雷雨が生じるのでしょうか?
もうご存知かもしれませんが、ちょっと調べてみましたので、以下に簡単に記します。
梅雨前線は南の方から来る太平洋高気圧に
押されるようにして移動するようですが、
その前線が離れつつある土地では晴れが増えるので、
上昇気流が発生しやすくなり、
そして温かく湿った空気が一気に増えた上空で積乱雲が大量に生じて、、、
とか、いろいろあって
大雨や雷が起こりやすくなるのだそうです(*´ω`*)
この雷雨の特徴としては、晴れの日の午後に発生することです。
風も強いと。
そしてその雷雨は、3日ほど続きます。
長い梅雨のあとに、こういう天気が続くと
「梅雨明けが近い!」
ということなんですね。
待ち遠しいなあ、、、
ボーナス。
あ、違った、雷雨。
では、
今日の”らしいよ~”
引き続き、
雷についてです^_^
雷が怖いという方も多いですが、あなたはいかがですか?
なければいいのに、と思いますか?
実は、とても大事な役割があるそうですよ。
あ、間違えた。
実は、とても大事な役割があるらしいよ~。
それは、植物を育てる、という役割です。
昔から日本にも、
「雷が鳴ると、その年は豊作だ」
という言葉が語り継がれています。
かなり大事な役割ですね!
しかし、どういう関係、どういう仕組でしょうか?
植物が育つには、窒素、リン酸、カリウムという要素が必要なようですが、実は空気中に大量の窒素があるようです。
それで、植物は光合成などによって窒素を活用することがありますが、
でも、植物が主に栄養を吸収するのは土からです。
そこで雷登場ですが、
雷放電によって空気中の窒素が酸素と結びついて「窒素化合物」となり、
雨にとけて地面に落ちてきて、土に染み込み、
植物に取り込まれる、という仕組みだそうです。
その雷雨があるからこそ、稲を始めとする植物はすくすくと成長することができ、私達人間の食物が生産されているということ、"らしいです”。
いやあ、感謝ですね!
ちなみに、あのピカッと光る閃光を「稲妻」と書きますが、文字通り稲の成長に欠かせない、「稲の配偶者」「稲の恋人」ということから「稲妻」と書くようになった、とか。
ピカッ、、、「ドーン!!!」
と大音量で鳴り響くと、確かに怖く感じますが
雷のおかげで、植物が、そして私達が生きているんだ
ということまで思い出すと、これからは
ピカッ、、、「ドーン!!!」「ありがとう雷!」
ピカッ、、、「ドーン!!!」「サンキュー稲妻!」
みたいに反応できるかも知れませんね。
無理か^^;
あ、あと、同じ稲妻の作用によって、キノコも豊作になることがわかったようです。
もし、稲よりも先にキノコへの影響が観察されていたら、あの閃光は
「キノコ妻」
となっていたかもしれませんね(*´ω`*)
ちょっと長くなってしまいましたが、
この記事も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
では、また次回。