言葉で伝えられるもの
今、私はファミリーマートの駐車場にいます。
お店に向かって停めているので、ガラスに貼られた広告や立てられた“のぼり”がよく目に入ります。
そう、目の前に
「ファミカフェを超えろ‼」
の広告が。
パッと見ただけでは意味はよくわかりませんが、おそらくこのカフェを改良したよ、だからより美味しくなったよ、ということなんでしょうね。
しかし、この行間に込められた
「もともとすごく美味しいんだけどね!だから本当はこれ以上美味しくするのは難しいんだけど、あえて挑戦したんですよ。」
というメッセージがヒシヒシと伝わってきます。
テレフォンショッピングで、いざ注文を促す際に
「注文受付オペレーターを増員してお待ちしています!」
とか言って、いかにも
「なぜなら注文殺到必至だからです!」
ということを
“言わずに感じさせようとする”
のと似てますね。
自慢ではありませんが、わたしは
騙されやすいんです!
鵜呑みにしやすいんです!
だから、人一倍広告などの暗示にかからないように気をつけないといけない。
騙されないぞ〜!
まあ、ファミカフェ1杯程度で
勝手に推測した挙句
騙されるも騙されないもないですけど。
実際、
「おっ!ファミカフェ新しくなった!」
って、すぐ買って飲みましたし(・_・;
でも、こういうコピーって、かなり深く考えられているので、
ものによっては本当に気をつけないと、
欲望をかき立てられて悲惨な目に遭いかねませんよね。
あ〜怖い怖い!気をつけよっと!
では、
本日の“らしいよ〜”
のコーナーです。
言葉つながりの情報をとりあげてみたいと思います。
といっても、純粋に言葉に関してではなく、その言葉の用途というかなんといううか、、、
とりあえず、まずは問題です。
あなたは、「ご飯」と「ライス」の違いをご存知でしょうか?
では、考えてみてください。
どうですか?答えはでたでしょうか?
ちなみに、和食屋さんで出てくるか、洋食屋さんで出てくるかは関係ありませんよ^^;
答えは
「炊き方」にある
らしいです。
まず、「ご飯」の炊き方はきっとあなたも行っている一般的な炊き方です。
現代で言うと、ほぼスイッチオンで終わる、あの炊き方です。
お米を研いで、適量の水を張って、、、スイッチポン!ですね。
その際一緒に入れていた水は蒸らしも含めて、全てお米に吸わせますね。
「ライス」はちょっと違います。
お鍋で米を炊き始めますが、沸騰し始めたら一旦お湯を捨てます。
そしてもう一度
お水を加えて炊きます。
このお湯を捨てる段階で、米の水分は一緒に捨てられるので、
パラッとした炊きあがりになる、、、
らいしです。
「ご飯」は
最初に一緒に入れた水を最後まで使う。
「ライス」は
最初の水は「デンプン」とともに途中で捨てる。
と、
こういう違いがあったんですね。
ということは、
みんなが大好きなカレーライス。
お店ではどういう炊き方をしているのかわかりませんが、
ほとんどの家庭、いや全ての家庭でおそらく
カレーご飯
かもしれませんね。
ちなみに私の家では
100%「カレーご飯」
でした^^;
これから、「ご飯」や「ライス」という言葉を使うときには、
きちんと使い分けしなきゃ!
、、、とは思いますが、
実際は難しいですね。
こだわって
「カレーご飯!」を連呼しても、
変なことを言う頑固者になるだけかもしれません。
意味だけ覚えておくぐらいにとどめておきますか(*^^*)
では、この記事も最後までお読みいただき
本当にありがとうございます。
では、また次回。